化粧品OEM会社様:自動充填装置と打栓機導入事例
コストカット
充填機導入
化粧品OEM
機能的
省力化
自動化
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充填機導入
化粧品OEM
機能的
省力化
自動化
化粧品業界は、ボトル形状や製品の多様性が求められる一方で、効率性と生産性の向上が常に課題です。
今回は、元々当社の単体充填機をご愛用いただいているWISTファンのお客様から、自動充填装置と打栓機について直接お問い合わせをいただいた事例をご紹介します。
お客様の課題:既存装置での生産効率の限界
このお客様は、現在他社製の4連充填装置をご利用中でしたが、以下の問題を抱えていらっしゃいました。
1. 型替えの時間が長い
製品の種類が多岐にわたる中で、型替えに時間がかかり、生産スケジュールに影響を及ぼしていました。
2. 異型ボトルの搬送問題
ボトル形状が多様で、異型のものがスムーズに搬送できないことが頻発。これは生産ラインの停止原因ともなっていました。
3. 生産能力の不足
現在の装置では1分間に20本の生産が限界であり、生産能力を40本/分にまで向上させたいとのご要望がありました。
提案設備概要
1. 高性能充填機 WBSR-4
■生産能力: 最大40本/分の処理能力を持ち、高速かつ安定した充填を実現します。
■型替え不要: 品種切り替えがスムーズに行える設計のため、製品バリエーションが豊富な場合でも効率的な運用が可能です。
■外段取り対応: 充填機を2セット導入することで、事前準備(外段取り)が可能になり、異なる充填内容への迅速な切り替えをサポートします。
■簡易洗浄機能: 洗浄部品点数が少なく、簡単に洗浄ができるため、メンテナンスの手間を軽減し、稼働率の向上に貢献します。
2. 高精度打栓機 WD-2
■安定した打栓能力: 高速ラインにも対応可能な精度の高い打栓機。異型ボトルにも柔軟に対応します。
■操作性の高さ: 直感的な操作パネルと迅速な調整機能で、製品ごとの設定変更が容易です。
この提案に基づく設備導入により、以下の成果が期待されます
1. 多品種対応が格段に向上
設備の導入により、型替えや品種切り替えの手間が大幅に軽減。お客様は多品種対応が非常に楽になり、生産ライン全体の効率化を実現されています。
2. 生産設備の熟練活用
むしろ現在では、当社よりも巧みに設備を使いこなしておられるとのことです。設備のポテンシャルを最大限に引き出す運用を実現されており、製品製造への熱意がうかがえます。
3. 不具合の激減
こまめなメンテナンスを実施されていることで、不具合がほとんど発生せず、安定稼働を維持されています。この綿密な管理体制により、高い稼働率と生産性を確保されています。
*今回の導入機種はこちら