新開発装置を導入したスパウトパウチ製品の生産事例
コストカット
充填機導入
業種
機能的
自動化
食品メーカー
コストカット
充填機導入
業種
機能的
自動化
食品メーカー
スパウトパウチ製品は、食品業界でますます需要が高まっています。しかし、その生産ラインを効率化しつつ、高品質を維持することは容易ではありません。ここでは、食品メーカーY社様が当社の新開発装置を導入し、課題を克服しつつ生産性を大幅に向上させた事例をご紹介します。
Y社様は保存料や着色料などの添加物を一切使用せず、製造から仕込みまで手作業で丁寧に行う食品メーカーです。また、直営農園での生産から加工・販売まで一貫したプロセスを実施しており、品質に徹底的にこだわっておられます。
今回、Y社様は果汁を充填したスパウトパウチ製品の生産ライン自動化を検討されていました。具体的な課題は以下の通りです:
1. 充填作業とキャッピング作業の手作業負担を軽減したい
2. 省スペースで対応できる複合機が必要
3. 政府補助金の対象となる装置を導入したい
特に、限られた工場スペース内で作業工程を維持しながら自動化を図ることが最優先事項でした。
当社のご提案機種:コンパクトな複合機の導入
Y社様との出会いは、当社が毎年東京で開催している展示会でした。この展示会では、当社の最新技術を実機でご覧いただけます。Y社様が関心を持たれたのは、その年の新製品として出展していた以下の特長を持つ装置でした:
リニア搬送システムを採用したシャトルによる安定搬送
液がスパウトパウチから溢れることなく、次のステーションにスムーズに移動可能。
充填とキャッピングを一台で完結
複数工程を一台で対応できるため、省スペースでも高効率。
コンパクト設計
Y社様の工場スペースに合わせた装置の再設計を行い、現場に適合。
さらに、装置は政府の補助金申請対象基準を満たしており、導入コストを軽減する支援も可能でした。
導入後の成果:生産性と精度の大幅な向上
装置の導入後、Y社様の生産ラインは以下のような成果を達成しました:
1. 生産性の向上
手作業から自動化へ切り替わったことで、生産スピードが格段にアップしました。
2. 受託生産と自社生産の強化
新しい生産能力で、外部からの受託依頼も増加。
3. 精度の向上
エアー抜きの精度のばらつきが解消
キャップのトルク安定性が向上
これにより、製品の品質もさらに安定しました。
4. 補助金申請の成功
当社のサポートにより、補助金の申請がスムーズに完了。コスト削減にも貢献しました。